1年ほど前から、娘は同じ通学団のお友達とのことで悩んでいます。いわゆる人間関係。小学校低学年とはいえ女子同士ということもありいろいろあるようです。だらりんも親としてやらかしながら、対策しています。
気付いたきっかけ
小学校入学した、2学期くらいから異変が起きました。だらりんの娘はメンタルが若干弱めな傾向があり、人に強く出ることはほとんどありません。
登校も班が同じ、なので下校もいつも友達Aちゃんとしていました。我が家の前を通り、Aちゃんはその先の家へ帰るのでバイバイの挨拶をしつつ、家の庭で5分ほど遊んでいくというのがお決まりパターンだったのですが…。(相手の親は家の前まで迎えに来ています。)
挨拶もせず、家へ入ろうとしたのです。だらりんは挨拶にうるさいので、ちゃんと挨拶しなさい、と叱りましたが。ブスッとした顔で、早く家に帰りたい、っというのでごめんねーっと言って中に入りました。何であんな態度取ったの?何か理由があるの?っと聞いても、何も言わないので、挨拶しないのはだめだよと叱り、次は気をつけようねと、その日は終わりにしました。
しかし、次の日も同じ態度。少々頭にきたのできつめに叱ったところ、泣きながら訴えかけてきました。
「Aちゃんといるの辛い。」
えっ?っと一瞬思いましたが、すぐに察しました。何かあったな、だからイライラして挨拶せず、モヤモヤした気持ちを抱えて我慢していたんだと。親としてまず最初に自分の子を信用しなきゃいけないのに、やってしまいました。
そこから、よくよく聞いてると
・自慢話ばっかり、口調きつめで、娘の話しはほとんど聞いてくれない
・自分に都合の悪い話は、娘に内緒話して大人に伝えさせようとする
・聞きたくない話は無視
・下校中、日傘を貸すと(貸しちゃダメなのですが)、返してと言っても返してくれないのに、ママたちの顔が見えてくると返す。
・Aちゃんは大人の前と友達の前で性格が違う
というような答えが返ってきました。猛反省。気づけなかったそして、理由を聞く前に怒ってしまった自分が情けなかったです。
辛かったね、気づけなくてごめんね。っと謝罪で済むわけではないのですが、一緒に頑張ろうと話をしました。そこから我が家のAちゃん対策が始まりました。
相手の保護者に相談するも
まずは相手の保護者と面識があったので、やんわりと娘がAちゃんからこういう風にされているという話をしました。娘にとってAちゃんの話し方がきつく感じることなどを伝えました。
その時は、お互いの誤解もあるだろうから、娘の気持ちを伝えればよくなるのでは?と思っていました。あちら側の意見も聞けるかなとも。
しかし、そんな簡単に行くはずもなく。態度は変わらず、むしろひどくなる一方。娘のことはもちろん信じていますが相手の保護者に子供が言ってるだけでしょ?と言われないため、下校も自分の時間がある時、学校の近くから一緒に歩いて見ていたりもしました。
大人がいるから最初は大人しくしてましたが、あまりにしょっちゅういるだらりんに慣れたのか、だんだん本性があらわに。
・走って娘を置いていく
・と思えば、止まって娘を待ち、近づくとニヤッと笑ってまた走って逃げる
・2列になっちゃ危ないよ、と注意して直した数十秒後にまた2列になってしゃべりだす
・自分のしたい話だけして、しゃべり終わったら別の友達のところへ行き、娘を1人にするけど、自分が1人になるとぶつぶつ言ってくる
これはひどいと思い、改めて相手の保護者に伝えましたが、その後から1年経った今まで、Aちゃんが変わる兆しはありません。
今考えると、Aちゃんのお母さんって怒ってるところ見たことないんですよね。これは憶測ですが、きっとだらりんの話をAちゃんにしっかり伝えていたら、「こういう風にAは言ってたよ」と、なにかしら反応があってもいいような気がします。
が、3回相談したうち1度も話してこうだったという答えはありませんでした。ちゃんと話したかどうかも疑問に思ってしまいます。
学校側へのお願い
保護者への対応と同時に学校側へも相談していました。担任の先生はちゃんと話を聞いて対応してくれる先生でした。今でも感謝しています。なので、下校の通学団でのことを確かめるために、娘の班とお話してくれたのですが、ウソというかごまかしたことが発覚。
先生の話によると、「下校中、走っている人は正直に教えてください」と話したところ、他の子はごめんなさいと素直に反省したようでしたが、Aちゃんだけは答えず。
あれ?っと思った先生が全員に対して、他に走っている人はいない?と聞いたところ、Aちゃんの名前が上がり、本人に確認すると走っていない、という反応だったようです。
そこで、逆に「Aちゃんが走っていると思う人いますか?」と質問を変えたら、班のAちゃん以外全員がうなずき、そこでやっと走っていることを認めたようでした。
先生は怒られないために、ごまかしたんじゃないかなっと言っています。
こういった経緯でAちゃんはウソというかごまかす癖がある子ということがわかりました。思えば、話が娘とAちゃんで食い違っていたりすることがたまにあったので、もしかしたら、ごまかしたりしていたから「この話つじつま合わなくない?」ということが起きていたのだと思います。
その後の先生とのお話で、クラスは分けてもらうということを決めました。
今現在
1年経った今ですが、特にAちゃんが変わることもなく、相変わらずです。
娘はストレスの積み重ねでとうとう朝食いらない、学校行きたいない、と言い出しました。これはすぐ対応しないと心が壊れてしまうと判断し、今まで登校班はほかの仲のいい子がいるから変わりたくないと言っていましたが、その友達たちとは近所だし別のところで遊べたり、お話しできるから、と説得し、班を変えました。
下校に関しては、祖母宅が幸い校区内にあったのでそちらに下校させることで、なるべく離れるようにしています。食欲も戻り、早く班を変えればよかったと言っていたので、今のところは安心です。
こんなプライベートな話をブログで書こうか悩んだのですが、Aちゃんは端から見たらおとなしくていい子に見える子です。もしかしたらAちゃんの保護者ですらそういう面があると気づいていないかもしれません。
そういった中で、親自身が自分の子供を信用して、学校や保護者に訴え続けていくのって辛いと思います。だらりんも1年、泣きそうになる日もありました。でも何より1番頑張っていたのは娘です。
いつかこういった辛い日々のことを、あぁそんなこともあったねと、どうでもいいことと思ってくれることを願っています。
同じような環境で頑張っている人に、自分の子供を信じて頑張ってほしいと思い書きました。決して大げさではありません。こういうことの積み重ねが不登校なりいじめなりにつながってしまうのは本当に避けたいことです。
これは自分にとって心や体が大変になると思った時、逃げること・離れることの大切さを娘にこれからも伝えていこうと思います。
あくまで個人的な考えです。不快に思ったり、押し付けないでと思われる方がいましたら、申し訳ありません。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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