突然、声をかけられて。
「久しぶりー!だらりん!」
えっ…誰だっけ??
焦りながら、必死に脳内フルマックス稼働。
素直さって大事ですね。
ピンチは朝にやってきた
我が家には小学2年生になるかわいいかわいい娘がいますが、まぁ本当に甘えん坊。
外ではそれなりにやっているっぽいですが、玄関入った瞬間に、だっこー、ぺったりーです。(そんな娘がなんだかんだ大好きなのですが笑)
その日の朝は、病み上がりということもあり、小学校まで送っていく約束をしていました。
車に乗り、学校へ着き、下駄箱まで見送って気を抜いた時、ピンチは訪れました。
突然、横から「久しぶりー!」
娘へ気をつけてねと言い、立ち去ろうとした瞬間、横から突然、「久しぶりー!だらりん!」と言う声が。横を見ると、
えっ?誰…?????
突然の襲撃に頭が真っ白の私。
相手がマスクをしているおかげで顔もしっかりわからず、パニックです。
脳内会議が始まる前に、相手がたたみかけてきます。
「子供ちゃん、この小学校だったんだねー。確か引っ越してこの辺りじゃなかったよね?」
そう、その通り。私は9年ほど地元ではなく、旦那さんの地元の方に住んでいました。
なので、自分の地元に戻ったのは、ここ数年前。その情報を知っているということは、近しい人のはずなのに、思い出せない!しかも、名前呼び!
ここで素直に誰だっけ?と聞いておけば良かった。と、今にして思えば後悔しています。
私はここで判断基準をあやまりました。
そう、会話の中から探ろうと。そのうち、思い出すだろうと。
バトル(思い出し作戦)開始
まずは、相手の子供の年齢を探ります。
場所は小学校。自然な流れで相手のプライベートを聞いていこうという作戦です。
ここでお互いの子供は学年は違う。という情報を聞き出しました。
そこから、ちょっと踏み込んで、相手の現在の住んでる大体の場所を聞き出そうとしてみました。
「今どのあたりに住んでるの?」
「えっとね、〇〇辺りだよー。」
…ぜっんぜんピンとこねー。
聞き出す情報、間違えたー。
そうこう歩きながらしゃべっているうちに、互いの車へ到着してしまいました。
「じゃあまたねー、だらりん。」
完全な敗北…。
結局、誰だかわからずじまいでした。
素直に聞けば良かった
その後、考えまくりましたが、全く思い出せず現在に至ります。
彼女にはあの後、再開していません。
あの時、素直に聞いていたらこんなモヤモヤ残らずにすんだのに。と、今はやらかした感が残るばかりです。
そしてなんといっても彼女への申し訳なさ。
思い出せないまま、会話を続け、記憶をよみがらせることに必死だった私は、彼女に失礼なことをしたと思います。
小学校は一緒なので、またバッタリ会えたら素直に聞きたいと思います。(余計ハードルをあげてしまった。)